2009年 08月 27日
BMW E30 325iを修理してみた
古い丸目の車が好きなので今の車を処分してE30を買ってみました。
状態は危機的状況ではなかったのですがオイルパンからの漏れやマウントがへたってるのでいくつか修理しました。

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オイルパンガスケットはひどいことになっており、劣化で縮まっていたようでボルトがトルクをかけなくても回る状態でした。
写真はパンを外したシリンダブロックですが、硬化したガスケットが割れて張り付いています。

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外したパンはきれいに洗います。
パンの底が膨れているほうが車両前になるのですが、実はこれより前には車体などの硬い部品は無く
サスのボトム時にはここが最初に地面にヒットするレイアウトになってしまっています。
そういうとこは板金のパンにしたらいいんじゃないですかねBMW。。。

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裏返すとオイルの偏りを防ぐバッフルプレートなどが見えます、10万km&20年たつと結構オイルの色が付いてしまうものですね。

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パン以外にも色々と外しているのですが、なんと酷いことにパンを外すにはミッションとエンジンを繋ぐブラケットがオイルパンの下を囲んでいるため
それを外さなくてはいけません。(ブラケットは写真左のボルトが入っているアルミ鋳物の部品です)
で、それの下にはスタビライザーとサスペンションメンバーが邪魔をしており、サスメンを外すにはロアコントロールアームが付いているのでそれも外す必要があり。
サスメンにはステアリングラックも付いているし、メンバー降ろすとエンジンマウントもいなくなってしまうのでエンジン支えないといけなく、
さらにエキゾーストも邪魔な場所にいます。(^ω^#)ビキビキ

こんなに外さなくてもエンジンをうまく持ち上げればパンを引きずりだせるらしいのですが、この際色々交換したかったので外してしまいました。
BMWの修理費が掛かるというのはこういうところから来るんでしょうね。

そんな設計してるから燃費、価格でVWに負けて高級車ではMBに負けるんだよおおお。
このドイツ勢の3番手がー

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外したサスメンです。あとパワステリザーバータンクを外すのにエアクリーナー&フローメーターも邪魔になるので外しています。

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外したロアコントロールアーム、ボールジョイントブーツはきっちり全て切れていたので汎用品を手配して交換しました。

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ステアリングラックはパンの下でオイルまみれになっていたのできれいに洗い、ブーツ交換とジョイントにグリス充填をしました。
別の話ですが乗用車の油圧パワステはそろそろ絶滅しそうですね。燃費、制御、耐久でもほぼ電動に喰われていますし。

メンバーを取ったついでにエンジンマウント、ミッションマウントともに交換しました。
元々振動はあまり無いエンジンでしたが、さらに静かになった感じです。

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全て組みなおして車検に行ってきました、検査ラインでウォッシャー液が出ないという罠にはめてくれましたが
ホースについているチェックバルブが逆向きだったというだけだったので難なく終了しました。

銀色のツーリングは渋くていいですね。
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by g2jing37 | 2009-08-27 00:20 | 修理してみた | Comments(1)
Commented by sino at 2009-08-28 03:45 x
参りました、凄い内容で食いついて読んでました。
こんなに整備ができたらいいなー


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