2008年 07月 25日
LC4 メンテナンス バルブクリアランス調整
頻度と気になってる人の多いと思われるバルブクリアランスの調整方法です。

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まずシートとタンクを外します。
タンクはSXCの場合タンク後ろのナットとシュラウド左右のボルトを外せばフリーになります。


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タンクの燃料ホースはFCRを積んでいるものは燃料のみです。
負圧キャブ(ミクニ)の場合はコックのところにインテークから負圧ホースが
伸びてきているはずなのでそれも外します。

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タンクマウントとコンデンサ、プラグコードは作業の邪魔になるので外します。


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デコンプレバーをプライヤなどで上げ、ワイヤーのタイコをレバーから外します。
その後ワイヤー端のネジを緩めてワイヤーを外します。


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ヘッドブローバイホースを外します。
邪魔になる場合は画像右下のコネクタを外して配線を裁いておきます。


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ヘッド上の邪魔なものを外したら次はバルブカバーを六角レンチで外します。
大体売っている普通のレンチで問題ないですが、首先の短いレンチだとさらにやりやすいです。
バルブカバーについているシートガスケットは何度かは再利用できると思います。


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次にバルブが押されていない状態にするため、クランク角を上死点にします。
ジェネレーターカバーを外し、クランクシャフトを回せるようにします。
カバーの固定ボルトは長さ違いがあるので元に戻す際に間違わないように気をつけてください。


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レンチでクランクを回し、フライホイールのマークがボルト穴中心の10mmほど前方になるように合わせます。
画像のマークの位置で大体上死点です。


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上死点を出したらアジャスターナットを緩めます。
現状のクリアランスを計りたい場合はナットは緩めずここでシックネスゲージを入れて計ります。
標準クリアランスはIN=0.15mm、EXH=0.15mm です。
前ロッカーアームのナットはカバー合わせ面より奥まっているのでソケットレンチなどで外すとやりやすいです。


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アジャストスクリューとバルブの間(クリアランス測定部)が奥まったところにあるので
シックネスゲージは先から20-30mmほどのところで折ると計りやすくなります。


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アジャストスクリューの上部にはスリットが入っているのでマイナスドライバーのビットなどで回して調整します。
クリアランスの計り方は人によって色々あると思うのですが私はこんなやりかたです。
 1.ビットでスクリューを緩めゲージをバルブとの間に入れる
 2.スクリューを少しづつ締める
 3.ゲージがスクリューとバルブに挟まってスクリューが回せなくなったら止める
   ※ここでスクリューを強く締めるとシックネスゲージがつぶれてゲージが駄目になります
 4.ビットでスクリューの位置を押さえたままゲージを外し、ナットを締める


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ナットはある程度締めるとスクリューと供回りしなくなるので、仕上げにソケットなどでナットをしっかり締めます。


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特に前方のナットはデコンプカムがあったりカバー取り付け面より奥まった位置にあるので工具隙が少ないです。
オフセットしたメガネレンチなどがあるとやりやすいと思います。
ナットを締めた後、もう一度シックネスゲージを入れてクリアランスが取れていれば、取り外した逆の順番で部品をつけて終了です。
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by g2jing37 | 2008-07-25 19:08 | KTM メンテナンス | Comments(0)


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