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2011年 04月 28日
ボルボ V70XC ハーネスの補修-2
引き続きハーネスの補修を進めます。

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エンジン前方のスターターとオルタネーターに分岐する区間です。
太物の電線とプラスチックのプロテクターがあり大混線の模様です。
赤い電線の右側がスターター行きで、左に折り返している線はオルタネーターです。
この径になると銅線というより銅の棒きれのような硬さです。
曲げる経路がきついと思ったところはエンジンに取り付けれる範囲で分岐の位置を変更します。

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プロテクターは端の爪を外せば分割できるので、開けて中の線にも外装を巻きます。

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プロテクターの端で電線が傷まないように薄めのシートを巻いて保護します。
裸線に熱風が当たらないようにコネクタの首元まできっちりとテープを巻きます。

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半分ほどは終わりましたが。

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まだ半分残っています、画像上側のイグニッションコイル付近が最も傷んでいます。
この辺りは軽くつまむだけで外装が崩れ落ちるほど劣化が進んでいます。
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by g2jing37 | 2011-04-28 02:54 | ボルボV70XC | Comments(0)
2011年 04月 25日
ボルボ V70XC ハーネスの補修
熱と経時劣化でボロボロになっているエンジンハーネスの外装を補修します。

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エンジンやらブレーキなど車のウリになる華やかな部品と違い地味な存在ですが、私はこの部品こそは
車を構成する上で最も大事な部品の一つだと思います。
R35 GT-RだろうがCBR-1000RRだろうがこの部品無しにはエンジンをかけることすらできません。
トヨタはハーネスの経路を先に引き、部品をレイアウトすると聞いたことがあります。
何が重要かよくわかっている設計手順だと思いました。

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劣化でコルゲートが割れて中の電線が見えています、こうなると次は電線の被覆が劣化して割れて
水が中に入ったり金属部品に触れてショートします、電気は流れやすいところに容赦なく流れてしまい
ヒューズはあくまでも数秒間過電流が流れないと切れないので、ショートが原因で車両火災が起きたりもします。
そんなことが起きると困る&中の電線はまだ弾力が辛うじてあるので、外装を新品にしてこれ以上劣化しないようにします。

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古い外装は取って、分岐の位置がわからなくならないよう枝線の一つずつ作業を進めていきます。

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コルゲートがずれないよう中の電線にテープを巻いてから取り付けます。
この線はアースの回路です、ちなみにちょっと前にアーシングなどが流行りましたが残念ながらほとんど対費用効果は無いと思われます。
そんなに抵抗値がナーバスな回路を検討もせずに設計しているメーカーは無いんじゃないかと。

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コルゲートが露出しないようにテープを巻きます、欧州メーカはテープを密に巻くのが嫌いらしく
距離を開けて飛び飛びで巻いていることが多いです、最近のVWなどはプラスチックのクリップで挟んで
コルゲートを閉じていたりしますが、テープが巻いてあるところは2重に保護されるため手間はかかりますが
信頼性は上がります、このハーネスもテープが無いところのコルゲートの劣化がひどかったです。

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プロテクターから出る回路数の多いところも直します。
中のグルグルっとよってある線はツイスト線です、ノイズを乗せたくない回路に使用します。
ちなみにノイズを除去してなんたらかんたらとバッテリー近くにコンデンサを付けてなんたらかんたらも効果がありません。

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線がバラけ無いように束ねて。

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コルゲートをつけてテープで仕上げます。
地味な作業ですが、信頼性につながる大事なところです。
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by g2jing37 | 2011-04-25 23:41 | ボルボV70XC | Comments(2)
2011年 04月 24日
ボルボ V70XC プロペラシャフトの修理
ユニットを降ろしたついでに手の入れれる箇所は直します。
プロペラシャフトのジョイントのチェックとグリスアップを行います。
V70XCのプロペラシャフトは前からCVジョイント-カルダンジョイント-CVジョイントという順になっています。
真ん中にシャフトを支えるセンターベアリングがあるのですが、カルダンを分解しないと交換できなさそうなので今回はパスします。

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CVジョイントをばらした状態。
左からダストブーツ、シール、インナーレース、ボールケージ、サークリップ、アウターレース、シール、キャップ&ボールです。
分解する際はダストブーツとキャップ外し、ジョイントを大きく曲げるとケージからボールが取れるので取り外しアウターレースとボールケージを取ります。
インナーレースはシャフトのスプラインにサークリップで止めてあるので、サークリップを外してからシャフトから引き抜きます。
圧入気味になっているのでハンマーで叩いて抜きます。

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CVジョイントのフロント側はエキゾーストの触媒付近にあるため、結構厳しい環境にあるようです。
フロント側のダストブーツはリアと素材が違うようですが、耐えられなかったようで外した際に崩壊してしまいました。
上のブーツはまだ壊れていないリア側です。
ここの部品は単品で出るか怪しいところです、なので秘密の修理方法で直します。
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by g2jing37 | 2011-04-24 00:39 | ボルボV70XC | Comments(3)
2011年 04月 22日
ボルボ V70XCを直してみる
ボルボのV70XC(2001年式)の過走行距離車が安かったので買って乗り換えることにしました。
新車時価格が500万だったのに10年15万kmで●1万円に、外車の値落ちはすさまじい。
ATが滑ってたりマウントが全滅しているので、ユニットを降ろして修理します。

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この手のFFのDセグメントの車は四角いサスペンションメンバーにユニットが乗っているのでメンバーごと降ろします。
4WDなのでペラシャがあったりで色々外します。

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降ろしたユニット、既にインテークとターボチャージャーは外してあります。

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ユニットを降ろすとエンジンルームはがらんどうです。

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エンジンルームに熱がこもるのかヘッド上のハーネスがカチカチに硬化しています。
外装のコルゲートが割れて散乱しています、この車はイグニッションコイルが壊れることがあるそうですが
原因はエンジンルームの熱こもりだと思われます、プラスチックが割れるほどこもるのでは
コイルユニットもたまったもんじゃありません。

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外したエンジンハーネス、外装が所々硬化して割れています。
中のワイヤーまでは割れていないので、外装とテープを巻きなおして使うつもりです。
矢崎とかのちゃんとしたコルゲートを使いたいがどこかで小売してないのだろうか。。。。

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足回りのブッシュも全滅なので外して交換します。
ハブベアリングは純正は高いので海外OEM品を個人輸入して使います。
純正品を前後そろえたら車の購入価格を超えてしまいます。(^q^)

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ペラシャにドライブシャフトとエアコンコンプレッサー、シャフトはグリス交換。
オルタネーターはブラシがまだまだ残っているのでそのまま使います。

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トランスファー、ケース合わせ面のシールは液体ガスケットですが、経時劣化で痩せてオイルが滲んでいます。
このトランスファ、ドレーンボルトが無いような。
10万kmオイル無交換のデフやトランスファですが、油は新しいに越したことはありません。
というか真に受けて10万km無交換とかやると11万km前で壊れたりします。
分解したらコンパニオンフランジとペラシャ側ハイポイドギアの角度がわからなくなってしまいました。
ペラシャのバランス狂ってしまうだろうか。。

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ビスカスカップリングとリアデフ。
デフも合わせ面から滲んでいました、ガスケットといいハーネスといいケミカル製品の弱さが目立ちます。
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by g2jing37 | 2011-04-22 02:59 | ボルボV70XC | Comments(5)